審美歯科 施術工程〜症例より〜
交通事故により、上顎前歯部(●部)が1本抜け落ちてしまい、正面2本(▲▲部)は破折してしまった患者様です。
①抜け落ちてしまった部分(●部)です。
患者様との相談の結果、「インプラント治療」にて歯を補うことになりました。
②手術当日、即時荷重インプラント治療にて、土台のついているインプラント体(人工歯根)を埋入したところの写真です。
③当院で行っている「即時荷重インプラント治療」(※)では、手術当日に写真のように「仮歯」を入れることも可能です。あくまで仮りの歯ではありますが、手術当日に見た目が回復するので、とても喜ばれることが多いです。
(※)「即時荷重インプラント治療」…
手術当日に土台のついているインプラント体を埋入することにより、その日のうちに仮歯を入れたり、噛めるようにすることのできる治療法です。
通常のインプラント治療より高度な技術が必要で、インプラント治療に精通し、熟練している歯科医師でないとできない治療法となります。
④正面2本(▲▲部)の破折してしまった歯は、セラミックの被せ物を入れて形を整えました。若干ズレてしまっていた歯並びを整えるようにして、被せ物を入れています。
⑤インプラント治療にて仮歯を入れていた部分を、骨とインプラント体がしっかり結合したことを確認できた上で、正面2本と同じセラミックの被せ物に置き換えて完成です。ズレてしまっていた歯並びも被せ物を入れることで整えられ、キレイな歯並びとなりました。
審美歯科各種症例
さまざまな患者さんのお口の状態に合わせた、審美歯科治療のバリエーションをご紹介します。
平成24年10月初診時 20代女性
虫歯が気になるのと、銀のつめものが目立つのでキレイにしたいということで来院。
右下手前2本の銀のつめものは、自由診療ハイブリッドセラミックのつめもので白くしました。
右下奥の銀のつめものは、保険適用のレジンにて白いつめものをしました。
小さい虫歯であれば、保険内で白いつめものをすることも可能です。銀のつめものは見た目だけでなく、再度虫歯になりやすいこと、アレルギーが心配であることなどがありますので、銀のつめものが入っている方は、一度虫歯になっていないかの検診を受けて頂くことをおすすめします。
40代 女性
①、③ 自費治療のハイブリットセラミッククラウン
②、④ 保険治療のコンポジットレジン充填
50才以上の女性
オールセラミッククラウンにて治療を行う。